冬の3000m峰日帰り。そんなことが・・・できる!
夏の乗鞍というと観光バスがばんばん入ってきて『登山客よりも観光客に占領されてる山』といったイメージが強いが、では冬はどうなのかというと、さすがに観光客ってことはないが行きやすいこともあって登る人はそこそこ多いようだ。
・日本百名山 (深田久弥氏、選定)
・信州百名山 (清水栄一氏、選定)
乗鞍高原スキー場 ~ ツアーコース終点
長野県側の乗鞍高原にあるスキー場。
今回はここからリフトを使っての登山。登りも歩くつもりなら最奥の国民休暇村からがいいと思う。
国民休暇村に宿泊もできる。そのまま登山開始できるのでベースとしても◎
興味がある方はこちらから情報見られます⇒休暇村 乗鞍高原
登山開始!
やまぼうし前にはリフト乗り場がないので、夢の平クワッドリフトまでゲレンデを登る。
夢の平クワッドリフト、かもしかリフトを乗り継いでゲレンデトップへ(400円×2)。
実にいい天気だ。乗鞍山頂部の白とのコントラストでテンション上がる。
かもしかリフト終点。やまぼうしから約30分。
スキーで登る人が結構多いようで。
標高はおおよそ2000m。
遠く南アルプスもよく見える。
準備を整え、さあ、登りましょ。
まずはツアーコースを登っていく。
コースはおおむねこんな感じ。結構ふかふかで足をとられて歩きにくいぞ。
ツアーコース関係だろうと思うが、ところどころに番号のプレート。
振り返って中央アルプス。
コース前方にはこれから向かう剣ヶ峰と高天ヶ原。
位ヶ原山荘の分岐地点。
ここを右に進むと位ヶ原山荘。ツアーコースはここまでで、ここから先は樹林帯を抜け遮るものがなくなる。視界が一気に広がり、雪原の白と空の青だけの世界に一変。
ツアーコース終点 ~ 乗鞍岳山頂
前方の剣ヶ峰と摩利支天岳の鞍部にある肩の小屋を目指す。
視界が広がると同時に風が強さを増す。でもそのおかげで雪は締まっていてそれまでと比べれば歩きやすい。
カーブミラー?がぽつりと。
乗鞍エコーラインは冬眠中。この雪の下、雪が解ける夏をじっと待つ。
雪原の白と天空の青。それと猛烈な風。それだけの世界。
右手に穂高岳が覗いてきました。
肩の小屋口。
ここからまた結構急な登りのはじまり。
肩の小屋手前。
風の通り道なのかとにかく風が強い。一帯は見事なシュカブラ。
肩の小屋とコロナ観測所。
ここを左に進んで剣ヶ峰方面へ。
登り詰めると朝日岳。
剣ヶ峰まではあと少し。
剣ヶ峰手前の蚕玉岳。
その場ではこりゃなんて読むんだ?と思って、下山後に調べたところによれば『こだまだけ』と読むらしい。これは読めねーな。
いよいよ山頂。
雪と氷に包まれた鳥居がお出迎え。
乗鞍岳山頂
標高3026m。
剣ヶ峰山頂に到着。
リフトトップからここまで約3時間30分。
乗鞍本宮奥宮。
乗鞍からの一番の眺めはやっぱり穂高連峰でしょうね。槍ヶ岳の穂先もしっかり見えるし。
戻りはショートカットしつつ、元の駐車場まで約2時間。
ここはリフトが使えるのはよいがスキー場がオープンする9時くらいまで待たねばならない。ゆっくり登ってると下山時刻が結構ぎりぎり。それを考えて朝いちから歩いて時間を稼ぐか。そこは選択だな。
周辺の宿泊施設
★ ゲレンデ脇すぐ・徒歩0分
★ 乗鞍高原温泉
★ スノーシュートレッキング(氷結した善五郎の滝の散策)なんかもやってるみたい
※HP等で情報を確認してください
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