蓼科山

冬の蓼科山 長野

八ヶ岳の北に位置する独立峰。「諏訪富士」と呼ばれているだけあって、まさにすり鉢をひっくり返したようなきれいな円錐形をしている。その山の見た目通り、登りは結構きついが、技術的には特に厳しいところもないので、割と登りやすい。
・日本百名山 (深田久弥氏、選定)
・信州百名山 (清水栄一氏、選定)

場所:
長野県茅野市北山
標高:
2530.3m
コース:
女神茶屋 - 蓼科山 - 女神茶屋
標高差:
約800m
地図:

蓼科山登山口

女神茶屋長野県屈指の観光道路であるビーナスライン、スズラン峠(大石峠)を南に少し進んだところに、蓼科山登山口がある。ちょうど登山口正面には女神茶屋(女乃神茶屋)が建っているので、すぐに分かる。
駐車スペースは、その女神茶屋から(記憶では)100メートルくらい離れたところにあった。駐車場内には仮設トイレも設置されてはいたが、確か使えなかったと思う。きっと冬の間は使用が制限されているのだろう。

蓼科山登山口 ~ 蓼科山

縞枯帯登山口を入ってしばらくは、白樺の明るい林の中をなだらかに進んで行くが、10分も歩くと、急な登りへと変わる。足元はかなり滑るのでアイゼンを着けた方が登りやすい。
2100m付近になると、道はいったんなだらかになり、この付近から八ヶ岳への見晴らしがよい。また、前方には蓼科山が姿を現し、すぐまた急な登りとなる。
しばらく行くと、縞枯帯と呼ばれるシラビソの林に出る。ここらいら辺は急な登りが連続していて、体力的にしんどいところではあるが、トンネル状になった林や、立ち枯れた木の見事な造形などを見ながら登っていると、疲れもさほど気にならない。
縞枯帯を抜け頂上近くなると、いよいよ森林限界を超え最後の岩石帯に出る。少し右に巻いていくと蓼科山頂ヒュッテがあり、ここから頂上はもう目の前。
蓼科山登山口から頂上まで、約2時間30分。

蓼科山山頂

蓼科山山頂きれいな円錐形をした山の頂上はだだっ広く、まるで何かで均したかのように真っ平ら。なーんか銀閣寺に盛ってある砂みたい…
頂上からの展望は素晴らしく、八ヶ岳はもちろん、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、浅間山、秩父の山々…
とにかくいろいろと見えすぎて、逆によく分らないくらいの山が見える。
頂上には目印となるようなものはほとんど無いので、視界が悪いときはルートを見失わないよう注意が必要。また、風の影響をもろに受けるので、頂上をうろうろするのであれば、目だし帽の用意があった方がいいかも。
下山は、約1時間30分。

【蓼科山周辺の山】

美ヶ原
長野県中部に位置する山。 場所:長野県松本市/長野県上田市 標高:2034.1m 歩行時間:約2時間30分 行程:日帰り 難易度:初級者向き 体力:一般向き
霧ヶ峰
八ヶ岳連峰の西側にある山。 場所:長野県諏訪市/長野県茅野市 標高:1925m 歩行時間:約1時間50分 行程:日帰り 難易度:初級者向き 体力:一般向き
北横岳・縞枯山(八ヶ岳)
八ヶ岳連峰に属する山。 場所:長野県茅野市/長野県南佐久郡佐久穂町 標高:北横岳 2472.5m/縞枯山 2403m 歩行時間:約3時間50分 行程:ロープウェイ利用日帰り 難易度:初級者向き 体力:一般向き
天狗岳(八ヶ岳)
八ヶ岳連峰に属する山。 場所:長野県茅野市/長野県南佐久郡小海町 標高:西天狗 2,646m/東天狗 2,640m 歩行時間:約4時間15分 行程:日帰り 難易度:初級者向き 体力:一般向き
硫黄岳(八ヶ岳)
八ヶ岳連峰に属する山。 場所:長野県南佐久郡南牧村/長野県茅野市 標高:2,760m 歩行時間:約10時間30分 行程:小屋泊まり1泊2日 難易度:初心者向き 体力:一般向き
入笠山
南アルプス北端にある山。 場所: 長野県諏訪郡富士見町/長野県伊那市 標高:1955.1m 歩行時間:約3時間30分 行程:日帰り 難易度:初心者向き 体力:一般向き