蔵王は奥羽山脈に属する山で最高峰は熊野岳の1841m。樹氷の山として知られる。冬期は山形県側の蔵王温泉スキー場、蔵王ライザワールド、宮城県側のみやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパークなどから入れる。
・日本百名山 (深田久弥氏、選定)
・東北百名山 (東北山岳写真家集団、選定)[熊野岳]
蔵王ライザワールド ~ 刈田岳山頂
山形県側にある「蔵王ライザワールド」から入山。駐車場は無料。
リフトを2本乗り継いでゲレンデトップへ。料金は300円×2。これで標高1446mまで運んでくれるのでまあ高くはないでしょう。
ゲレンデ上部はすでに樹氷原地帯。なだらかな登りが続く。
コース上、こうしたポールが結構狭い間隔で立っている。絶対とは言えないがひとまずは安心だろうか。
コース左手に避難小屋。
蔵王エコーライン上にある山形県の標識。反対側には宮城県の標識も見える。
旧リフト乗り場。これの少し右側にはお釜リフトが見える。
このリフトに沿って登る。このコースではここが一番の傾斜。
リフトを登りきると稜線に出る。稜線を右に行けば刈田岳、左に行けば熊野岳。まずは近い方、刈田岳へと進む。
しかし、天気予報は良かったはずなのだが、すっかりガスの中だ。
刈田岳山頂に到着。山頂に建つ刈田嶺神社の鳥居はすっかり雪に覆われている。
ゲレンデトップより約1時間。
神社も屋根だけを残して雪の中にすっぽり。
刈田岳山頂 ~ 熊野岳山頂 ~ 蔵王ライザワールド
刈田岳を後にして、今度は稜線を逆に辿って熊野岳へと向かう。
それにしても天気が悪すぎる。ガスで視界数十メートルから数百メートル。目印を見失うこともしばしば。かなり神経を使う。
お釜。この日ほぼ唯一のシャッターチャンス。これが限界。
たぶん避難小屋。ただの雪の塊。
ここを西に進めば熊野岳。
熊野岳山頂に到着。山頂の標識がほんの少しだけ出ていた。
刈田岳より約40分。
ガスの中の雪の塊なので何だかよく分らないが、一応は熊野神社。
帰りは来た道を戻ってさらにゲレンデ下まで歩く。熊野岳山頂から駐車場まで約1時間20分。
天気さえ良ければ鳥海山、月山、朝日連峰、吾妻連峰などの素晴らしい景色を拝めるのでしょうがね。。。
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