吾妻連峰は山形県と福島県にまたがる山域で、最高峰は西吾妻山の2035m。樹氷の見られる山として冬でも多くの人が訪れる。
・日本百名山 (深田久弥氏、選定)
・東北百名山 (東北山岳写真家集団、選定)
天元台高原スキー場 ~ 西吾妻山山頂
山形県側にある天元台高原スキー場から入る。
ロープウェイとリフトの利用で2100円(ロープウェイ750円/リフト450円×3)。結構なお値段だがこれで標高差約1000mが稼げる。
駐車場は無料。
天元台高原スキー場のリフトを3本乗り継いでリフトトップへ。
北望台と呼ばれるリフトトップの標高は1820m、西吾妻山頂との標高差はわずかに200mほどだ。
とりあえずは『かもしか展望台』方面へ進んでみたものの、リフト終点から先、トレースなし。いきなりルートが不明。
大体の方向を見極めながら林の中を進んで行く。
だんだんと傾斜も緩やかになって視界も広がってくる。ここいら辺までくると周りの木々もかなり樹氷らしくなってきた。
西吾妻山と中大巓(なかだいてん)の鞍部に案内標識あり。
ここを南へ進めば西吾妻山。北へ進めば中大巓。
一切経山、東吾妻山方面。
まずは西吾妻へ向かう。
こちらは蔵王連峰。
梵天岩に到着。
この時期の吾妻神社はすっかり雪に覆われている。
飯豊山、朝日岳、月山がようく見える。
西吾妻山頂に到着。
山頂の標識は雪に埋もれていて見えない。その代わりに遮るものもなく磐梯山がどーんと見える。
リフトトップよりここまで約1時間10分。
山頂から見た安達太良山。
こちらは山頂から見た西大巓(にしだいてん)。
西吾妻山山頂 ~ 中大巓 ~ 天元台高原スキー場
山頂を引き返し今度は中大巓へと向かう。
しかし中大巓には特に何もなし。すぐに人形石へ向かう。
人形石を引き返す。
リフトトップまでは来た道をそのままピストン。そして下りはリフト使用不可なので、今度は自力でゲレンデを降りることになる。ロープウェイは下りも使用可能だが、湯の平コースで麓まで降りられる。
西吾妻山頂からロープウェイ湯元駅(駐車場)まで、約2時間30分。人形石往復がなければ約2時間といったところだろう。
西吾妻山の尾根は広く、はっきりとしたルートはない。ところどころに印はあるものの、視界の悪いときには見つけるのは困難。ほとんど役にたたないと思われる。
周辺の宿泊施設
★ 山形県米沢市
★ 天元台スキー場目の前。
※HP等で情報を確認してください
★ 山形県米沢市
★ 白布温泉
★ 天元台ロープウェイまで約1.3Km。車で約3分。
※HP等で情報を確認してください
【吾妻山周辺の山】