釈迦ヶ岳

冬の釈迦ヶ岳 奈良
冬の釈迦ヶ岳
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特にきつい個所も無く、全体的にゆったりとしたコースはスノーシュー向き。特に古田の森周辺の明るい尾根は眺めもよく気持ちがいい。山頂には釈迦ヶ岳というその名が示す通り、釈迦如来像が立つ。

・日本二百名山 (「深田クラブ」選定)
・関西百名山 (「山と渓谷社」選定)

場所:
奈良県吉野郡十津川村
標高:
1799.6m
コース:
不動小屋登山口 - 古田ノ森 - 釈迦ヶ岳 - 古田ノ森 - 不動小屋登山口
標高差:
約650m
地図:
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不動小屋登山口 ~ 釈迦ヶ岳

釈迦ヶ岳へ向かう林道の冬期ゲート国道168号線旭橋より長い林道に入る。

ダム湖脇にある奥吉野発電所を過ぎたところに冬期ゲートがあるが、さらに先へと進む。冬期ゲートから登山口までは約10キロ。

車がいったいどこまで入れるのか、それが冬期の釈迦ヶ岳登山の一番のネック。

釈迦ヶ岳へ向かう林道登山口手前の林道。雪で走行不能。

また、道路の途中にも崩れた岩がごろごろしていて、冬期閉鎖されている道路だけにかなり荒れていて走りにくい。
(結局この日車で入れたのは登山口の約3km手前まで)

不動小屋登山口不動小屋登山口に到着。道路の状況にもよるが、ここまでは車で来られる。

「登山口まであと1.5km」とあるのは太尾登山口のこと。

不動小屋登山口登山道の入り口。

釈迦ヶ岳登山道尾根に出るまではこうした樹林帯を進んで行く。
この日トレースなし。いわゆる壺足で進む。

尾根出合付近尾根が近付いてくるとようやく視界が広がり明るくなってくる。
雪が締まっていれば1時間もかからないと思うが、登山口からここまでで約1時間30分。

ここから進路を左にとり、明るく広い尾根を進んでいく。

古田の森付近より大日岳右手には大峰奥駈道の山々。大日岳の尖峰が印象的。

古田の森付近より釈迦ヶ岳正面に釈迦ヶ岳。

古田の森ピーク表示いくつかのピークを越えた先にある古田の森ピーク表示。

千丈平古田の森を過ぎ千丈平。

大日岳からの道との合流深仙宿の分岐(大峰奥駈道と合流)。釈迦ヶ岳まであと10分の表示がある。

釈迦ヶ岳山頂

釈迦ヶ岳山頂釈迦ヶ岳山頂は何も遮るものがなく、視界は360度。

尾根出合から約1時間45分。

釈迦ヶ岳山頂の釈迦如来像釈迦ヶ岳のシンボル、山頂に立つ釈迦如来像。

釈迦ヶ岳山頂より弥山、八経ヶ岳孔雀岳、仏生ヶ岳と続く山々の向こうに弥山、八経ヶ岳を望む。

下山は同じ道を戻り約2時間。

この日、コース上ほとんどトレースがなく、かなり時間を浪費した。まあ人が入っていたとしても尾根筋は広くてトレースは付きにくいと思われるので、間違いなくワカンやスノーシューは必須アイテムだろうね。

【釈迦ヶ岳周辺の山】

大普賢岳
大峰山脈に属する山。大峯奥駈道上にある山。 場所: 奈良県吉野郡天川村/奈良県吉野郡川上村/奈良県吉野郡上北山村 標高:1779.9m 歩行時間:約4時間30分 行程:日帰り 難易度:初心者向き 体力:一般向き
稲村ヶ岳
大峰山脈に属する山。 場所: 奈良県吉野郡天川村 標高:1725.9m 歩行時間:約5時間 行程:日帰り 難易度:中級者向き 体力:一般向き
山上ヶ岳
大峰山脈に属する山。大峯奥駈道上にある山。 場所: 奈良県吉野郡天川村 標高:1719.2m 歩行時間:約6時間 工程:日帰り 難易度:中級者向き 体力:一般向き
大天井ヶ岳
大峰山脈に属する山。大峯奥駈道上にある山。 場所: 奈良県吉野郡川上村/ 奈良県吉野郡黒滝村/奈良県吉野郡天川村 標高:1438.7m 歩行時間:約5時間30分 行程:日帰り 難易度:初級者向き 体力:一般向き