蛇谷ヶ峰

蛇谷ヶ峰遠望 滋賀
蛇谷ヶ峰遠望
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琵琶湖の西岸を沿うように南北へと延びる比良山系のほぼ北端、奥比良エリアに位置する山。標高こそ1000メートルには満たないものの、周辺をびわ湖バレイや箱館山などのスキー場に囲まれているだけあって、その標高以上に充分な雪の量を感じることができる。

場所:
滋賀県高島市朽木
標高:
901.7m
コース:
朽木いきものふれあいの里 - 蛇谷ヶ峰 - 朽木いきものふれあいの里(与市谷経由)
標高差:
約600m
地図:
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「朽木いきものふれあいの里」

「朽木いきものふれあいの里」から見た蛇谷ヶ峰蛇谷ヶ峰への登山は、「朽木いきものふれあいの里」より開始する。マイカーならば、すぐ隣にある駐車場に停められる。この周辺からは、蛇谷ヶ峰がよく見える。

ここ「朽木いきものふれあいの里」ではいろんなイベントを開催していて、蛇谷ヶ峰登山などもやっているようなので、そこに参加するというのもありかも。

「朽木いきものふれあいの里」~ 蛇谷ヶ峰山頂

蛇谷ヶ峰標高813m「朽木いきものふれあいの里」を出て目の前の林道を進む。

林道を15分ほど行くと、左手に登山道へと入る道があって、ここからは本格的な登りが始まる。

じわりじわりと増えていく足元の雪を感じながら登ること約1時間、カツラ谷との分岐に出る。右に行くと、ちょっと遠回りになるが、カツラ谷を経由して「朽木いきものふれあいの里」に戻れる。カツラ谷のルートは、夏であれば涼しくてとても気持ちがいい。

カツラ谷との分岐を左に進んで10分ほど、さわらび草原との分岐に出る。ここから右にさらに5分ほど行けば、蛇谷ヶ峰山頂に着く。

帰りは、また来た道を戻る。

登山道はきれいに整備されていて、ところどころ標識も立っている。さらに休日であれば、武奈ヶ岳ほどではないにしろ、そこそこの人が入っているので、たいがいトレースが付いている。まあ迷うようなことはないと思う。

またコース上、滑落や雪崩のような危険個所も特になく、アイゼン、ピッケルはまず不要。それよりもストックがあった方が歩きやすい。

降雪の状態にもよるだろうが、雪は標高600mを超えるあたりからだんだんと増え始め、多いところで膝下くらいだと思う。

蛇谷ヶ峰山頂

蛇谷ヶ峰山頂蛇谷ヶ峰山頂は視界を遮るものがなく、展望は360度。

東には高島市街とその向こうに広がる琵琶湖、そして南に延びる比良山系からずらーっと、丹波山地、北陸方面へと連なる山々に囲まれているのが分かる。

天候に恵まれれば、真っ白い雪に覆われた白山も遠く望むことができる。

この日は、残念ながら天気がすっきりとしない。琵琶湖、空、山、すべてが鉛色。。。

ここから登山口までは、1時間程度。

くつき温泉てんくう

くつき温泉てんくう「朽木いきものふれあいの里」より車で5分(徒歩で15分)のところにある日帰り入浴施設。

お湯はアルカリ性単純温泉で、肌がとってもすべすべになる。今回のコースで行くとだいたい3時間程度しかかからないので、のんびりと風呂にでも浸かってから帰ることをおすすめ。

入浴料は700円。

ちなみにここは宿泊もやっているようで、移動なしにそのまま山に上がっていけるのは登山ベースとして最適かと。

も少し情報を知りたい方はこちらからどうぞ⇒「グリーンパーク想い出の森

「くつき温泉てんくう」から朽木学校前までは、シャトルバスで送迎してくれる。

そこからは路線バスでJR湖西線の安曇川駅まで出られるので、マイカーはやめて電車とバスを乗り継いで、蛇谷ヶ峰登山して風呂に入るという選択もできる。

ゆっくりと風呂に浸かったあと、ビールをキューッ!っといくのも悪くない。でも、身軽な夏ならともかく、装備が増える冬にはちょっときついか。

 

周辺の宿泊施設


じゃらんnet提供
グリーンパーク想い出の森

★ 滋賀県高島市朽木
★ 宿から即登山開始。
※HP等で情報を確認してください

⇒ほかの宿泊施設を探す

 

【蛇谷ヶ峰周辺の山】

武奈ヶ岳
琵琶湖の西岸、比良山系の最高峰。 場所:滋賀県大津市 標高:1214.4m 歩行時間:約4時間 行程:日帰り 難易度:初心者向き 体力:一般向き
赤坂山・三国山
琵琶湖の北、福井県と滋賀県の境にある山。 場所: 滋賀県高島市/福井県三方郡美浜町 標高:赤坂山 823.8m/三国山 876.3m 歩行時間:約4時間30分 行程:日帰り 難易度:初心者向き 体力:一般向き