東京都の最高峰。雪山初心者の山としてよく紹介され、冬でも多くの人が訪れる。ただし、標高差、距離ともにかなりあるので、それ相応の体力が必要。
・日本百名山 (深田久弥氏、選定)
・山梨百名山 (山梨県、選定)
鴨沢 ~ ブナ坂
雲取山へのアプローチは、埼玉県側の三峰山から入るルート、東京側の日原から入るルート、山梨県側の鴨沢から入るルートの3つが代表的なルート。今回は南側の鴨沢からのピストン。
鴨沢集落にある駐車場。せいぜい10台ほどのスペースしかない。ここから少し山を登った小袖乗越付近にも駐車スペースがあって、歩行時間が30分くらい短縮できる。ただ山行日は降雪直後だったため、車で上がるのは断念。
東京側に少し入った留浦にも駐車スペースがある。
駐車場の前にはトイレも完備。
雲取山へはトイレの裏の道を登って、小道を左に。ちょっと分りにくいが、小さく案内を出してくれているので、注意していればすぐに分かる。
鴨沢の集落を抜けて山道を30分ほど歩くと、また林道に出る。何百メートルかでまたすぐに登山道の入り口。
登山道はひたすらこんな感じで、急な登りもなくだらだらとした登りが続いていく。
堂所。ここでようやっと尾根に出る。
ここまでは尾根の東側、ここから先は尾根の西側を進んでいく。
鴨沢から約2時間10分。
途中、七ツ石小屋への分岐が何箇所かある。
ブナ坂 ~ 雲取山
七ツ石山を巻いて尾根に出るとブナ坂。左が雲取山、右が七ツ石山、奥へ進むと日原へ出る。
堂所から約1時間40分。
ブナ坂から先は広く明るい尾根を進む。左手に富士山、南アルプスがよく見える。
奥多摩小屋手前にある雲取山ヘリポート。この辺はやはり風が強いのかシュカブラの文様がとてもきれいだ。
雲取山ヘリポートを過ぎると間もなく奥多摩小屋。
ブナ坂から約40分。
奥多摩小屋を過ぎて、初めての急坂を登るとヨモギノ頭。
ここから手前に見えてる小雲取山の急坂を越えれば雲取山。さんざん歩いてきた後の急坂なので、かなり堪える。
雲取山山頂
尾根から目の前に見えている避難小屋を右にちょっと行ったところが雲取山山頂。
奥多摩小屋から約1時間。
雲取山山頂にある案内板。山頂からは富士山、南アルプス、奥多摩の山々が見える。
雲取山直下の避難小屋。
下山は来た道をたどって約3時間。
降雪直後だったこともあるが、体は相当しんどい。小屋も開いてるので、無理せず小屋泊まりでいいかも。
ツアーをお探しの方はこちら
※ツアー内容はその時々で変わるのでこの山が含まれているとは限りません。いろいろあるのでとりあえず見てみてください。
周辺の宿泊施設
★ 東京都西多摩郡奥多摩町
★ 奥多摩温泉
★ 記事中の登山開始地点まで約19Km。車で約30分。
※HP等で情報を確認してください
★ 山梨県北都留郡小菅村
★ 記事中の登山開始地点まで約9Km。車で約14分。
※HP等で情報を確認してください
【雲取山周辺の山】

